今日も推しがかわいい

観たものの感想など TLから流れてほしくないと思ったことを書く

幽劇

 舞台「幽劇」を観劇しました。

超絶個人的なメモのような感想まとめです。

 

この記事を読んで不快に思われる方がいましたら申し訳ありませんが、あくまでも個人的な感想ですのでお許しくださいませ。

 

※ネタバレ含みますのでご注意ください

 

 

 

まず、ストーリーについて。

全体的には「自分がやり残したこと(未練)を解消する」「敵と対峙し戦う」、この2つが大まかな展開でした。

内容自体は割と王道な感じで、先が読めたので安心して見られて、まぁ、面白かったです。

特に驚きもなく、先が読めて、王道で、終了、って感じ。

次は何が来るんだろう!みたいは感動は無かったから、つまらないと言えばつまらない内容だったかな。私はこれくらいの内容でも、うん、まぁ、充分でした。

 

けど、幽霊4人組のうちの3人(イクオ、メツ、シン)の未練がめちゃくちゃスムーズに解消されてしまってクソあっさりだなと思いました。

ていうかそんなにあっさり終わるんだったらこの3人要りますか?

結局大元はダイ、ショウ、桃仙、神上の関係性だったから、特別3人の存在意義を感じなかった。

3人がこの人達に関係したのって、ショウに殺されたってことと、未練が残る人物の所属がショウ率いるヤクザ集団だったってだけじゃね?

それって直接ストーリーに関係なくない?と思ってしまった、、

ダイが「仲間を集めてこの街を守った」って言ってた仲間っていうのはイクオ、メツ、シンのことなんだろうけど、本編中に「なぜこの3人を集めたのか」が描かれていないから、不要な登場人物に見えてしまうんじゃないかな。

うーん、もったいない。公演時間伸ばしてもっと掘り下げてくれればよかったのに…。

 

 

登場人物は、一番印象に残っているのはボウかな。

推し俳優が演じているっていうのもあるかもしれないけど、全体のキャラが薄いから余計に目立つなと思いました。

ボウだけ雰囲気が違うしね。殴る蹴る等は他の登場人物もするけど、本編中にあれだけ喜怒哀楽がわかりやすく出る人物はいなかったように思います。あと薬が切れた時と効いてる時の特徴的な動きね。ぷちん!

ボウはなんというか、役者本人は囲み取材で「我慢できないどうしようもない役」って言ってたけど、私は「精神的に成熟しないまま大人になってしまった人」だと思います。ネタバレできないからああ言ったのかなと思うんですけどね。

薬やるし、呑んだくれだし、金にだらしないし、平気で他人の携帯からアダルトサイト見るような人だけど、心は優しい子、という設定。

初見では、「薬酒金は割とぶっとんだことしてるのに、女だけは画面の中で満足するのかよ!中途半端か!」と思ったんですが、心は優しいという事で襲ったりはしないのかなとか、本編中のボウの駄々のこね方や泣き方を見ると、あ、これ、精神的に子供だからかな、とか。

我慢のできない人間だ!って自分で言ってるってことは、物事の良し悪しの判断はついているけど、それでも自分が気持ちいいから悪いことをしてしまう…っていう感じですね。

私は人間としてクズなのは大嫌いなのですが、初見でボウに対して嫌悪感を抱かなかったのはボウが「子供」だったからなのかもしれません。

ボウよ、メツと出会えて本当によかったな…。

 

そしてもう一人、桃仙もなかなか印象的でした。クソガキすぎて。

私は桃仙は20〜25歳くらいかなと思っているのですが(神上との関係を考えて)、その年齢で「今まで尽くしてきたのに!なんで僕じゃないの!パパは僕が嫌いなんだ!ウワァ〜〜〜〜!!(自殺)」(ニュアンス)って、マジでクソガキやんけ。お前が一番嫌いだわ。

ただの思い違いによる私怨で、霊界と人間界を荒らしまくって他人の意識乗っ取るって、ただの迷惑やんけ。発想がガキすぎて嫌いだわ。

まぁ桃仙がいなかったら話進んでないんですけどね。とりあえず桃仙嫌いです。

 

主人公のダイは、あれ本当に主人公だった、、、?

ただ美味しいところもっていっただけの人な気がしてしまいます。むしろ桃仙やショウの方が目立ってたのでは。

宣伝であれだけ主演の役者さんを目立たせておいたくせに、ストーリーで桃仙とショウに力を入れすぎて主人公のダイが霞んでるの、なんなんですか?

 

 

あと気になったのは演出部分とか、その他細かいところとかなのですが。

演出はTwitterのコメントでもよくありますが、時事ネタとギャグの寒さ……。

いや、別に、それらが悪いって言っているわけではないんです。真面目なところや、今!?ってところでぶち込んで来るから寒いなってなるんです。

特に政治ネタは笑っていいのか分からないし、ギャグは真面目なシーンで出して来るし。

具体的に言うとイクオが初めて虫の知らせを使うシーンとか、実体化するときの動きとかですね。

実体化するときに腰を振るなんて意味ある?そこ、笑いを取るべきとこなの?私にはよくわかりませんでした。

 

あと本当に細かいところだとは思うのですが、ダイって本編中で「バイオレンスヒーロー」でした?

ダイの行動で結果的にヒーロー的なことにはなったと思いますが、ヒーローってそういうものなのでしょうか?

ダイで言うと、ダイのセリフの、「そうだったのか、桃仙!!」も、あれいるの?

ショウと一騎打ちしてる時点でもうショウが精神乗っ取られの術にかかってるの分かってたんじゃないの?あそこまで長々と喋っておいて「そうだったのか」ってどういうことなの?

あとこれめちゃくちゃ細かいしそこ気にする?ってとこなんですけど、首席を取った回数がシン112回、井木109回って、小学校からの学生時代で合計221回もテストあったかな、って思ったり 笑

小テストとか含めると行くのかな、わからんけど。

内容に直接関係ないただのネタなんだけど、ちょっと気になりました。

登場人物が多いのにオープニングでキャストの名前しか紹介されないから、初見では誰が何の役なのか覚えて話について行くので精一杯になってしまうのとかも、初見に優しくないなぁと思ってしまったり(下手にキャスト紹介がなければなんとも思わなかったのにね)。

 

それと、幽劇の公式サイト等にある

とびきり明るくてワルなゴーストギャングたちがあの世とこの世の両方で大暴れする!

これなんですけど、本編中のギャングってどっちかと言えば現世側だったような…?

とか、 

「成仏」の時が近づいているのであった。

ってあるのに結局誰も成仏してないやないか!(円若は殺されたので成仏ではなかった筈)

とか、

幽劇2ってなんやねん???とか。

桃仙の正体って何〜、なんでそこ引っ張るんですか。それじゃぁ成仏の光ってなんだったんですか??

とかね。

 

ボウで言えば、なんでお前さんそこで視力検査してるんや?って思ったり。(アホすぎて今現在の自分の行動がわからなくなったのか?)

そんなにすんなりと組抜けれるもんなのかな?って思ったり。(アホだからショウは油断しとるんか?)

ボウで思い出したんですが、ボウとショウの最後のやりとりでボウはめっちゃいいテンポでショウと会話してるんですけど、そういうところは頭回る人なんだなって思いました。

ポンポン会話するのってある程度頭回転しないとできないですよね、だから本来の頭はそこそこだけど精神的に子供なだけなのかもなと思った次第です。

「出て行けって言った奴が出て行った」とか 笑

 

 

色々好き勝手感想書いてきたのですが、まとめると

「真面目な話がやりたいのか、ギャグがやりたいのかわからなくて迷走した感」

って感じの作品でした。あくまでも私の感想です。

話は王道で、整理するとめちゃ分かりやすいのに、なんでこうもごちゃごちゃするのかなぁ。

本当に次回作、幽劇2なるものがあるとしたら、もっと脚本の穴を詰めて時間かけて主要な登場人物を掘り下げて欲しいです。こいつら要るの?って思いたくないので。

 

メタネタ多めな作品だけど、果たして上海ではどうなるのか。

乞うご期待…ですね。

 

yugeki.info